道端で偶然出会う人も含めて、全ての出会いには意味があるのだと思います。例えば“さうんどう”の職員は皆様とお会いしたばかりの時、この方はどのような人なのか?これを言っても大丈夫か?など、いろいろな状況を想定しながらのぎこちない会話から始まったと思います。次に会話した時、最初の先入観(思い込み)が、実際にコミュニケーションをとった後と大きく違っていることなど、ギャップがあるとさらに会話が弾みます。

経験を積んだ方にとっては、“ほとんど間違いない思い込み(=経験)”が自分の中にあり、他人と会話をすることに抵抗がなくなる反面、素直に新しい情報を入れるのが面倒になってしまいます。これにより、“時代遅れ”とか“融通が利かない”とか……。年齢を重ねると物忘れが多くなるとおっしゃいますが、実は思い込みが優先しているので、自分をねじ曲げてまで、新しい情報を入れるのが面倒になってしまっているだけで、最初から人の話を聞いていないことが多いようです。

ちなみに、オーストリアの精神分析学者、精神科医ジークムント・フロイトは「忘れるのは、忘れたいからである。」と言っています。

本当はご高齢のほうが若い人よりも記憶力がいいらしいですよ!