厳しさや辛さを味わった人の方が、人に優しくできるのでしょうか?そうだとすると、学生時代に縦社会の規律に従い、たとえ理不尽であっても上級生や監督に逆らわず過ごして来た人は、社会に出ると優しい人間でいられるのでしょうか?

日大のアメフト部の件で考えさせられましたね。

むかしむかしのその昔、武道部に入部しました。4月は緊張の中で呑気に楽しんでいた感じのままで5月を迎え、1年生全員が人のいない場所に走って移動。いやな予感のままでいると、突然先輩の顔つきも口調も厳しくなり、考えられない数の腕立てや腹筋をせよと指示されました。

当然できない人が出てきます。“連帯責任!!”  さらに数が増えます。

苦しいから地面に顔が埋まります。その時上級生からは頭を足で踏まれます。

苦しんでる1年生に「今日から入部おめでとうございます!!」って

汗と涙と土でドロドロの体操服の1年生に「これ、うちに帰ってお母ちゃんに言うんじゃないぞ!!」って

昔はこれでも部活を続けて、先輩やコーチに逆らえず、伝統を称えてまた同じことを繰り返す。

今ではすぐに新聞沙汰になって、謝罪会見して・・・

ちなみに、私は根性がなかったので「こんなの武道の精神から逸脱している」なんて言ってすぐに退部してしまいましたけど。

でも、社会に出て人に厳しい事を言ったり、つらい思いをさせてしまったなあ~ って思うたびに、退部してしまった事を後悔することがあったりします。

なかなか 烈々の意気 には達しませんね。